本マグロの日記

ただの日記。

刻むステップ。

こんばんは、本マグロです。

今まで個人サイト→mixiはてなブログfacebookと色んな場所でちょろちょろ日記を書いてきました。

facebookも良かったんですけど、また匿名で、あけっぴろげに書きたくなったので久しぶりにはてなブログに戻ってきました。

今右胸の内側下あたりが痛いです。しこりとかはない。

 

昨日は気持ち悪くてなかなか眠れなかった。

眠気と吐き気の戦い。

本当に目をつぶったら一瞬眠れるんだけど、すぐに気持ち悪さで目が覚めるという地獄だった。

まぁ、よくあるんだけど。何度あっても慣れない。寝かせて欲しい。

 

朝は10時半くらいに起きて、おかゆを作った。

もうピザなんて食べない。納豆も食べない。

なぜなら今日は最終面接だから。

具合が悪くなると想定されるすべてのものを排除する必要があった。

おかゆは神の食べ物だ。

食べた後も何も食べなかったみたいな胃の状態だった。

録画した水曜どうでしょうを見て、食器を洗って、昨日練り直した志望動機を確認して、12時半くらいから身支度と、化粧を始めた。

今日に限って化粧はなんだか上手くいかなかったが、前髪をコテで巻く(超久しぶり)のは上手くいった。

 

1時40分になって、外に出た。

スーツは着ているが、カバンは藍色で大きな普通のカバンだ。ビジネスバッグを持っていないから。また買うお金もない。あったらパフェ食べたい。

靴は母親の靴だ。黒で、ビジネス感はあるがサイズや幅があっていない。痛い。

この世の中に自分の足にピッタリの靴を履けている人は何割いるだろうか。

私はビーサン以外にそんな靴に出くわしたことが無い。

 

指定された場所につくと、前回面接を担当した人がいた。

某ホテルの22階。眺めは意外と良かった。

オススメの場所を訊かれて、食べ物屋ばかり教えてしまった。5軒くらい教えたと思う。教えすぎと言うことにはあとから気付いた。

私の前の人の面接が終わった。

長身のさわやかイケメンだった。これは受かるだろうな…と思った。

 

私の番になって、試験会場に入る。

前回会場まで案内してくれた人も今回は面接官だった。その人は右。

真ん中には前回面接官だった人、左には初めて会う人。

左の人はタッチパッドにもなるパソコンを使っていた。

あとその人が名乗る時なんて言ったのか全然聞き取れなかった。

私の耳が悪いのではなく、わざと小声で早口で言ったかのような感じがした。なんなんだよ。

ただ映画の話になって左の人から「君の名は」と言う言葉が出たので、私は多いに語った。それを聞いて「最後会えて良かったですよね。泣きました」と言っていたので好感度は少し上がった。

 

面接はどうだったんだろう。手ごたえがなかったようにも感じる。

やっぱり今までの経歴も無茶苦茶すぎるし、「体調面では」と訊かれたときに「まったく問題ないです」とウソもついた。

ああ、これから、どうなるんでしょうか。

とりあえず、最終面接が終わって良かった。

帰る前に案内してくれた人に挨拶しに行ったら、次の面接者がいた。

女性だった。

 

ていうか、高校のクラスメイトだった。

 

びっくりした。

何年ぶりだよ。

ホテル業界を面接している、と言う話を親友にしたときに「誰かホテル業界で働いてる人がいるか」と訊いたら、その子の名前が出た。

まさに本人がここにいる。

定山渓にいるんじゃなかったのか…と思ったら「定山渓から出たくて…」と言っていた。

知り合いが同じ会社を受ける。

非常に気まずい。内定もらえてももらえなくても。

何故ここなんだ…。

でもその時はびっくりしすぎていたので素直に「頑張ってね」と声をかけた。

 

ホテルから出て、せっかくスーツ着てるし化粧もしたし、と思って駅の方を歩いた。

足は痛かったが外を出歩くのは楽しい。

基本的に人との約束が無いと家に引きこもっているので、2、3日ぶりの外は楽しかった。

一通りウロついたあと、行きつけのアクセサリー屋さんに行った。

お金がないので買えなくて申し訳ないが、最近来ていた店からのはがきを見ると閉店するかしないかの瀬戸際だったらしく、どうしてもあの店主の顔を見たくなったのだ。

とりあえず、今は、なんとかなったみたいだ。

本当に良かった。

ブラックオパールのピアスが欲しい。2万円。

内定、もらえるといいな。

 

そして足の痛みも限界に近付いていたので帰ることにした。

階段を下りると、札幌駅改札も近く人がたくさんいた。

右に曲がろうとしたところで「本マグロちゃん…?」と声をかけられた。

見ると、高校のクラスメイト(その2)だった。

その子とは比較的懇意にしていて、たまにご飯を食べたりする仲でもあったので、思わず抱き着いて再会を喜んだ。

日本に帰ってきてから数週間、その子とも会いたかった、そろそろ連絡しようと思っていたところだった。

立ち話を少ししたあと「時間ある?お茶しない?」と誘ってくれたので、「全然ある!」とそのままお茶をすることに。

PASEOの方まで歩いて、よつ葉のカフェに入った。

カボチャのパフェを食べた。

ここのソフトクリームは格別に美味しかったし、カボチャともものすごく合っていた。

私と友達は色んなことを話した。

友達は「さっき本を買ってきた」と言って文庫本を見せてくれた。

そしてカバンの中からも「これ読み終わっちゃって」と一冊出した。

その本を貸してくれた。

 

オトナ女子の気くばり帳

 

明日から読み始めるつもりだ。

小説も好きだがこういう本も好きだ。ちょうど本を読みたいなと思っていたタイミングで貸してくれてとても感謝している。ありがとう。

最近人と本を貸し借りすることが増えた。

これがすごく面白い。

図書館で自分で選んで借りたり、本屋で買ったりするのも面白いが、人から勧められて読む本がまた面白いのだ。

自分には無い世界を見せてくれる。

そして、本を貸したり返したりすることによって、また会える。

本は人を繋げる。

それが、面白い。

 

5時近くなって、その子とは別れて帰宅した。

案の定靴擦れはしていた。

母に「〇〇ちゃんて覚えてる?」と面接会場で会った子の話をしたら、「あの歌すごい上手い子?」と言っていた。覚えていた。

その子の話をすると「あんなに歌が上手くても音楽では食べていけないんだねぇ…」と言っていた。

私は音楽もやって美術もやって、すべてやめている。

母は母なりに、そういうことを言って私の失敗を受け入れていくんだろうか…と思った。

 

夜ごはんはスープカレーだった。

食べたあと眠くなって、と言うか、面接前に精神安定剤を飲んだのですごく疲れていた、ので寝た。

起きるとなんとなくお腹が空いた気がして、昨晩食べ残したピザを食べた。

二枚食べた。

しかも冷やし甘酒まで飲んだ。

それをダイエットアプリに登録したら「カロリーコントロールのできる本マグロさんですから、明日はしっかりとした食事をしてくれるでしょう」みたいな励まし方をされた。

 

シャワーを浴びて、少し風呂場を掃除して、あがって髪を乾かして、フラフープをして、日記を書いて今に至る。

 

最近、TwitterFacebookinstagramGIGAZINE、Yahooなどのサイトをぐるぐると巡回してしまう癖がついてしまった。

他人のことなんて見ても、面白くないのに。やめられない。

明日は借りた本を読んで、少しでも生産的なことをしたいと思う。